バレンタインデー、十三峠に散る 74.0km

2017年10月27日

今日はバレンタインデー。本来なら彼女とデートをしたいところだが、今日もお供は自転車である。そして、夜な夜なカップルたちが集まるという伝説の峠に向かうのであった。

チームイベント?

今日は知人に誘われて、生まれて初めて十三峠へ行ってきた。

誘ってくださったのは、関東在住のStrava KOM荒らしniko chanさん。niko chanさんは、本ブログ2回目の登場である。関東に住んでいる彼がなぜ関西にいるかというと、彼は時折関西の実家に帰っているようなのだ。

彼は現在絶好調だ。金曜日には、私が保持していた六甲山セグメントのKOMを奪取。さらには、同日に勝尾寺まで足を延ばして10分台でKOMというとてつもない豪脚ぶりを発揮していた。

そんな彼から挑戦状を叩き付けられていたわけだが、いかんせん私のコンディションはまだ好調とは程遠い。勝てる見込みはかなり薄いが、なんとか最後まで喰らいついていければいいなと思っていた。

niko chanさんはチームメイトであるnovさんなども誘っていた。さらに、そのnovさんがLINEで観戦者を募集するなど、さながらteam SUNZOKUのイベントと化した。

事前の天気予報は雨だったが、誰かの行いが良かったのか、なんとか雨雲は土曜日の夜のうちに通り抜けてくれた。気温は、なんと4月下旬から5月上旬なみになるという。これは絶好のTT日和だ! と思ったのだが……。

当日

午前中の所用のため5時半に起床。起床時体重は、なんとこのオフシーズン最軽量の53.95kg。あれ、昨日は親戚との会食で天ぷらやらいっぱい食べたのに……。これだから人の体は不思議だ。

今日はレース強度が想定されるため、フルーツグラノラハーフを投入。朝に300gを平らげる。家に帰ってきてさらに200g食べて、500g一袋完食。1837kcal。完全にレースモードw

13時に新大阪駅で待ち合わせして、niko chanさんと一緒に十三峠へ向けて出撃。14時に現地集合のはずだったが、道に迷ったり、移動時間などの見込みが甘かったということもあり、20分ほど大遅刻 orz

現地には、kamexさん(17号)、ザク豆腐さん(23号)、maCさん(25号)、そしてnovさん(26号)が集まっていた。

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New TCRも初披露。皆さん興味津々だった。

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ひとしきり雑談した後、十三峠のスタート地点に移動。走力順に、信号1個分くらいを目安に2人ずつスタートすることになった。niko chanさんと私は最後尾スタートだ。

十三峠TT 15分11秒 301W 5.6W/kg

うおー、風やばい! 何この暴風! つづら折りなので、追い風の後は強烈な向い風。気温は最高のTT日和なのに、風のコンディションが最悪だった。

TTスタート。最初はniko chanさんについて行こうと思ったが、完全に自分の許容範囲を超えていたので、早々に離脱せざるを得なくなる。後で話したら、やはりここで私を引き離そうと相当踏んでいたようだ。

途中の勾配がきついところで、久しぶりにギアが足らない感触に遭遇。やはり、まだ体が絞り切れていないか。我慢しながら登る。コース後半でザク豆腐さん、maCさん、kamexさんをパス。

なんとかniko chanさんを視界にとらえながら追走するが、差は広がるばかり。最後はどーんと引き離されて完敗。タイム差スタートのnovさんも捉えることはできなかった。手元のタイムは15分1秒平均304Wだったが、Stravaセグメントのゴールは私が思っていた位置よりも奥だったようで、多少タイムをロスしたようだ。

niko chanさんは14分1秒。自身が保持するStravaセグメントKOMの記録を更新した。ただ、本人は暴風のために14分台を切れなかったことをとても残念がっていた。

novさん視点の動画はこちら。14分6秒付近で、ものすごい勢いでかっ飛んでいくniko chanさんを見ることができる。

私の動画は、アップでき次第公開予定だ。2月15日追記:アップ完了。

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14分を切れなくてがっかりしているniko chanさんと、陽気なnovさん

今日のペダリングモニターによるデータは、こんな感じになった。

軽いバイクをしっかり前へ進めるためには、トルクをかけた方がいいのではないかと思ったので、ケイデンスを少し落として踏んでみた。その効果がしっかりとデータで確認できる。もっとケイデンス落としてもいいのかなぁ。まだまだTCRの進め方がよく分からん。

帰りは、途中までkamexさんと一緒に国道170号線を北上し、国道163号線との交差点でお別れ。新大阪まで帰ってきて、niko chanさんは輪行で実家へと帰っていった。

まとめ

今日の十三峠TTは、niko chanさんに完敗だった。しかし、自分の状態も上向いてきてるのは間違いない。TCRのポジションも、今日のライドでほぼ合っていることが確認できた。

恐らく、次にniko chanさんと会うのは菰野ヒルクライムだろう。年齢が離れていて違う年代別ではあるが、タイム差は気になるところ。しっかりコンディションを整えて、リベンジを果たしたい。