2017年後半に導入した新機材を紹介(ブレーキ編)

2017年後半に導入した新機材を紹介する。今回はブレーキ編だ。

フロントブレーキが壊れていた件

決戦用のTCR Advanced SLではDura-Aceのブレーキ (BR-9000) を使っていたのだが、ジャイアントストア大阪にオーバーホールをお願いしたところ衝撃の事実が判明。

ショップの店員が分かりやすくシールを張ってくれていた。

フロントブレーキにおいて、「SLR-EV」テクノロジーの根幹をなす部分のナットが割れていた……! このまま使い続けると、最悪ネジが外れてブレーキが分解してしまう恐れががが。うーん、何度もフルブレーキをかけたりして酷使していたのは事実だが、なんで割れてしまったのかは心当たりがない。

ショップの店員曰く、すでに代替部品の在庫はないとのこと。自分で調べてみても、この部分のスモールパーツはないっぽい(間違ってたらすまん)。ということで、完全交換を余儀なくされた。

KCNC CB3

しかし、これは天のお告げだ。神様がブレーキをアップグレードしろと仰っている。ならば、これを投入するしかない。

KCNC CB3。ヒルクライマー御用達の軽量パーツである。いろいろ調べたけど、結局ほどほどに安かったAmazonで注文。

翌日には着弾。流石Amazon Primeだ。

開封の儀。自前の量りがないので実際の重さは不明だが、公称前後ペアで170g。BR-9000は前後で297gだから、127gの軽量化になる。

ただ、このパーツをストアに持ち込んだ時、リアにはすでにDura-Aceが組みつけられていた。最初は手持ちで余っていたUltegraで代用しようと考えており、リアは元のDura-Aceを付けてくださいとお願いしていたのだ。と言うことで、とりあえずフロントのみCB3に交換した。

インプレッション

はっきり言って、制動力はかなり悪い。Dura-Aceを使っているときは平坦40km/h巡行からでもコントローラブルに自転車を止めることができた。しかし、フロントしかこのブレーキを付けていないにもかかわらず、35km/hでもかなり怪しい。

本来なら前後装着した状態でインプレッションすべきだろう。しかし、片方だけでもこの感想。両方なら何をか言わんや、である。正直、人にはお勧めできないパーツだ。

まとめ

KCNC製の軽量ブレーキ、CB3を紹介した。現在はフロントしかつけていない状態だが、レースまでにはリアも交換しよう。

ただ、練習ではあまり使いたくないな。ブレーキは安全に関する最重要パーツだ。大枚叩いた挙句に坂で止まり切れず落車とか洒落にならないので、導入する場合は慎重に。