美ら島オキナワCentury Run 2017(50kmの部)に参加してきた

2017年2月2日

寒波から逃げるように冬の沖縄へ。美ら島オキナワCentury Run 2017に参加してきた。

このイベントに参加するのは2年ぶり2回目。このときは私を含めた家族5人+友人1名と走り、cyclowiredに写真デビューを果たしたw 本当はレースリザルトでデビューしたかったんだが。

今回のお供は、前回も一緒に走った沖縄在住の友人であるれざ氏と兄貴。当初義姉さんも一緒に参加する予定だったのだが、仕事の都合により来られなくなってしまった。しかし、そのことが判明したのはすでに50kmの美ら島めんそーれコースにエントリーした後。結局、まさかのガチ男3人で50kmのコースを走ることになった。

唯一の不安は、右脚のジストニア。病気が判明してからは長い距離を乗っていない。服薬中のアーテンがどこまで効くのかも分からない。最悪、DNFもあり得るかなーと思っていた。

美ら島オキナワCentury Run前日まで

今回はレースでは無くファンライドなので、Defy Compositeを持って行った。ジストニアのせいで右脚が暴れることがありビンディングシューズは危険なため、ラン用のスニーカーを持参。ペダルはSPD-SLのままだけどね。

金曜日に現地入り。この日は自転車に乗らず、夜は3人で四川料理の居酒屋へ。翌日以降に向けて英気を養う。

土曜日はれざ氏の友人たちとライドすることになっていた。どこを走るのかは全く知らなかったがグルメライドになる予感がしていたので、朝ご飯はヨーグルトとコーヒーのみに抑えておく。ここでアーテンを1錠投入。

7時過ぎにホテルを出発し、れざ氏と合流してから集合地点を目指す。最も症状が悪かったときよりは状態は良いものの、やはり右足首がぴくつく。走れることには走れるけど、強度を上げるとダメな感じ。風がものすごく強かったが、兄貴の安定した牽きで予定時間よりも15分以上早く集合地点に到着。思ったより右脚が暴れたので、ここでアーテンをもう1錠投入した。

チーム・レッドシューズの方4名、地元の方1名とここで合流。自己紹介を済ませた後、ゆるゆると出発。アーテンの効果か、足首の暴れ具合はましになった。

最初に連れて行ってもらったのがここ。

Cafe Maeda Breeze。スーパーサイクリストフレンドリーなカフェのようだ。ここで、竹芝レーシング所属の方が合流。まさか沖縄で竹芝ジャージを見ることになるとは思わなかったぜ。

結構な時間おしゃべりを楽しんだ後、次に向かったのは……

2年前のセンチュリーランではエイドステーションになっていた座喜味城。今回は座喜味城にエイドステーションは設定されていない。その後、ゆるゆると恩納村の道の駅まで戻って解散となった。

我々3人は受付のために会場へ向かう。

出展ブースはそこまで多くは無い。

お昼ご飯はなかむらそば。アーサそば(大)を頬張るも足りず、ジューシーを追加。

当初の計画ではツール・ド・おきなわの勝負所である羽地ダムに行く予定だった。しかし、あまりに時間がかかりすぎるということで断念。その代わりちょっとした坂(国道58号線の恩納南バイパス)に寄り道して遊ぶ。5分くらいの登りで平均290Wだった。スニーカー + 不随意運動込みなので、それなりに満足。

那覇市内に入り、ホテルまで後30分くらいというところで意外なことが起こった。突然足首の不随意運動が完全に消失。アーテンの効果なのか、アーサそば & ジューシーの効果なのかは分からない。ペダリングモニターのデータ上は不随意運動が認められるが、少なくとも制御可能な状態に戻ったのは確かだった。

夜はバイキング形式のお店に連れて行ってもらい、しこたま野菜を食べた。ほのかな希望を抱きつつ就寝。

美ら島オキナワCentury Run当日

5時半起床。朝食はヨーグルト1個にあんパン、リポDスーパーを1本。アーテンを1錠飲んでおく。

スタート地点まで

前日より少し早く7時前にホテルを出発し、れざ氏と合流してから集合地点を目指す。

前日のように不随意運動が消失することを期待していたが、その期待は見事に裏切られた。走れば走るほど右足首が猛烈に暴れる。正直、このまま反転してホテルに戻ってDNS……という事態まで頭によぎった。あまりにも状態が酷いので、走行中にアーテンをもう1錠追加。はてさて、どうなることやら。なんとかスタート地点にはたどりついたものの、この先ちゃんと走れるのか不安だった。

スタート~ゴールまで

前回参加したときはほぼ最後尾でスタートして、各エイドステーションの食べ物があまり残っていなかったということを経験したため、今回は前の方でスタート。先導車を抜かしてはいけないというルールなので、先導車の後ろの方でまったり走る。

何事も無く(当たり前)第1エイドステーションに到着。バナナやちんすこうを頬張る。

第1エイドステーションを出発して、次のエイドステーションを目指す。このとき、さっきまでの脚の暴れ具合が嘘のように沈静化して、右脚がまともに動き出した。追加のアーテンが効果を発揮し始めたようだ。

この辺りから、見知らぬ外国人1名が後ろに付いてくるようになる。普通の練習だとペースアップして千切りたくなるところだが、そこはイベント。快く吸収して4人パックになる。後で話をしたら嘉手納に住むアメリカ人だった。ジャージなどから、アメリカ空軍の人だと思われる。こういうイベントは、全く面識のない人と一緒に走っても全く違和感が無いところがいいなぁ。

第2エイドステーションでクッキーやらゼリーを補給。第2→第3エイドステーションの間は、調子に乗ってパックの先頭を引くなど。

第3エイドステーションは昼食タイム。ホテルの大宴会場で沖縄そばを頂いた。ここでまさかのPionnerサイコンが電池切れとなるが、こんなこともあろうかとモバイルバッテリーを持参していたので事なきを得る。

最後の第4エイドステーションは、前回参加したときもエイドステーションになっていたホテル。コーヒーとケーキを頂いてくつろぐ。

ゴールまでは残り10kmくらい。多少不随意運動が憎悪したものの、走りきる分には全く問題なかった。4人仲良く横並びでゴールイン!

からの、記念撮影。

無事完走。夜の打ち上げでしこたま食べて、翌日の月曜日に帰阪した。

まとめ

美ら島オキナワCentury Runの50kmの部を走ってきた。風がとても強くて体感温度はかなり寒かったが、やはり沖縄は走っていて気持ちがいい。来年は家族全員で来たいなぁ。できれば160(ry

ジストニアの症状に関して言えば、アーテンが効いていると思う。これはちょっと意外だった。ネットで発見したペダリング・ジストニアの方々は、アーテンはあまり効かなかったと綴っている。と言っても、サンプル数がたった2なのでなんとも言えないところではあるが。ジストニアに関しては、改めて別の記事で書くことにする。

何はともあれ無事に完走できたし、沖縄も楽しめたし、良いリフレッシュ休暇であった!

余談

後で美ら島関連の記事を見てみたら、レッドシューズの方の写真採用率が異常に高いw 地元新聞の沖縄タイムスとか、cyclowiredのレポート記事とか。蛍光イエローは目立つからな~。