乗鞍試走会に参加

2017年10月27日

8月7日、乗鞍の試走会が行われるということで、兄貴と一緒にこっそり参加してきた。

めずらしく車で遠征

私は、基本的に自宅から自転車で往復可能な場所でしかトレーニングしない。車で移動する時間をトレーニングに充てた方が効率が良いと思うからだ。だが、今回はヒルクライムレースでトップを争う面々が集まる機会だったし、乗鞍のフルコースを走ったことが1度もなかったのでこっそり混ぜてもらうことにした。

試走会の発起人は、グランペールの田中さんだった模様。実業団レースの宮田ヒルクライムが8月6日に、クリテリウムが8月7日に開催されたのだが、ヒルクライムに注力する面々はクリテリウムには参加せず、宮田に近い乗鞍に合宿を張るという形式だったようだ。

今回、丁度お盆休みで大阪に帰省してきた兄貴も一緒に行くことになった。我々兄弟は実業団レーサーじゃないので、大阪から直接乗鞍へ向かう。

朝1時40分起床。起床時体重55.55kg。全然絞り切れてはいないが、そこまで悪くはない印象。今日は高い強度のトレーニングが予想されるので、朝ごはんはほぼレース前と同じ。

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ダノンbio 1個、プロテイン、そして鉄板のフルーツグラノラハーフ。しかし、以前はレース前ともなると300g、400gは当たり前だったのに、今日は100gも食べることができなかったw 2時半に大阪を出発。高山を経由して、約5時間半で乗鞍入りした。

試走会

現地は素晴らしく快晴。

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すでに集合場所には何人か集まっていたのでご挨拶。そのうち田中さんや森本さんも集まってきて、そうそうたる顔ぶれにちょっと萎縮。チャンピオンクラスでは実績がないに等しい我々が混じっても良かったのかしら。

顔と名前が一致する参加者は、森本さん、矢部さん、兼松さん、乾さん、とれたまさん、☆野さん、今井さん、大島さん、そして田中さん……他にもいらっしゃったが、名前が全く分からないー(特に竹芝レーシングの方々) orz ここにリストアップされなかった方々、ごめんなさい……。

試走会で皆さんペースはバラバラだろうし、そもそも私の実力ではこのメンツについて行けない。よって、今日のトレーニングの目的は、とりあえず今の状態で乗鞍フルコースを何分で走れるのか? そして相対的な実力はどのへんなのかを知ることだ。

乗鞍エコーライン 1時間4分4秒 255W 4.6W/kg

森本さんを先頭に、各自のタイミングでスタート。とりあえず皆さんについて行こうと思うも、のっけからペースが速すぎる。アップをしておらず体が全然動かなかったので、第2コーナーでついていくのをあきらめる。しかし、兄貴はするするっと後ろから上がり集団についていった。え、まさかついて行くのか? 俺の体調はまだそんなもんなのか?

千切れた後は、4人くらいでパックを作り5分くらい走る。しかし、ペースが遅いと感じたので抜け出す。途中、吹っ飛んだ(!?)とれたまさんのサドルを轢きそうになったり、オーバーペースにより失速してきた兄貴とグランペール勢3人衆(監督今井さん、大島さん、田中さん)をオーバーテイクしたりするなど。本来なら先頭グループに余裕でついて行ってるはずの田中さんは、朝食を食べ過ぎて体調がすこぶる悪かったらしい。

そこからは完全に単独走。他に試走に来ている方々や登山の方々を注意しながら抜かしていく。それにしても、標高が高いためか体が思うように動かない。チラッとメーターを見ると220Wくらいしか出ていなかった。なんてこった。どこがゴールかもわからずフラフラ登っていたら、ゴールしてたっぽい。

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山頂も快晴。レース当日も晴れたら良いなぁ。

そんなこんなでゴール付近でたたずんでいると、後続が次々とやって来た。兄貴は1時間8分台だった模様。

登り切ってへろへろの図
登り切ってへろへろの図

みんなバラバラに登ってきたので、当然登頂後も自由行動。グランペール監督今井さんの提案で、せっかくの快晴だから畳平まで脚を延ばして観光する。素晴らしい眺めだった。

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グランペール2名、COW群馬2名+実業団無所属2名

その後は皆さんと別れて写真撮影をしたりした後、兄貴と2人でゆっくり下山。

スタート地点に戻ると、皆さんがまったり休憩していた。しばらくして写真を撮ろうという流れになり、こんなこともあろうかと(!?)三脚を準備していたので、僭越ながら撮らせていただく。

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photoshopで思いっきり修正してやったぜ!(※撮影者は私 orz)

この後、2本目に行く人たちとここで打ち止めの人たちで別れる。我々も2本目に行きたかったが、時間の都合上1本のみで撤退。渋滞にはまったりしたため、19時過ぎに帰宅した。

ちょっとした分析

完全ノーアップ状態、ほぼ単独走で1時間4分なので悪くないタイムと言える。参考までにフルコースでの開催となった2013年の記録と照らし合わせてみたら、私の参加する男子Bでは6位相当のタイムだった。だが、優勝を確実にしたければやはり1時間は切らないとだめだ。レース効果をどこまで発揮できるかが勝負だな。

次に、久しぶりにシクロスフィアのデータを晒してみる。

私のLT心拍は180前後だが、170くらいまでしか上がっていない。去年の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍では180まで上がっているので、標高の影響はあまり無いはず(だと信じたい)。おそらく体がレースモードに入っていなかったからだろう。

なお、ペダリング効率はこんな感じになった。

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良い感じ。高ケイデンスでもこれくらいの効率が出てくれるといいのだが……。

まとめ

久しぶりに人と一緒に走ったし(途中からはいつも通りの単独走だったがw)、いろんな方とお話ができたので楽しかった。たまにはこういう遠征もいいものだな。

トレーニング内容を振り返ると、とりあえず乗鞍年代別で戦える状態には仕上がってきているようだ。しかし、まだまだ改善すべき点がいろいろあるので、1つずつ解決していこう。