月間サマリー(2018年9月)

9月。レースに向けて調整していたら、副次的効果で右脚が順調に回復してきた。

2018年9月のトレーニング内容

9月の統計値は、このようになった。

距離 1,518.45 km(内、室内ローラー1,145.47 km)
タイム 56時間35分26秒(内、室内ローラー42時間00分33秒)
高度上昇量 7,244 m
平均スピード 26.6 km/h
平均心拍 136 bpm
平均ケイデンス 88 rpm
平均パワー 190.8 W
累積TSS 2,792.5 TSS
消費エネルギー 38,857.7 kJ
備考  大台ヶ原ヒルクライム順位無し赤城山ヒルクライムは大会中止

9月は2回テーパリングを行った影響で、走行距離はあまり伸びなかった。また、雨や出張などで外乗りする機会が激減したことにより、室内ローラーの月間トレーニング時間は過去最高となった。外乗り373 kmだけってどんだけ……。

ローラートレーニングは、一定強度で淡々と走るエンデュランス走を中断し、レースに向けてインターバルトレーニングに切り替えた。ただ、インターバルトレーニングが久しぶりだったのであまり強度を上げることは出来ず。ぼちぼち上げていくしか無い。

レースの方は、台風で開催が心配された大台ヶ原ヒルクライムは諸事情で順位がつかず、逆に赤城山ヒルクライムの方は台風の影響をもろに受けて中止となってしまった。今年はあまりレースに結果を求めていないとは言え、ちょっと切ない。

平均ペダリング効率

ジストニア症状が軽快したかどうかの指標にしている平均ペダリング効率は、次のようになった。

先月に引き続きほぼ横ばい。両脚共に55%付近で安定している。

平均ペダリング効率の相対的な左右差では、14日間移動平均がついに原点収束の兆しを見せ始めた。移動平均が±0%の軸をクロスするのは初めての出来事だ。

あまり当てにならないため掲載してこなかった線形回帰予測も久しぶりに出してみる。

なななんと、予言されたXデーは大学病院の通院日ではないか。さて、実際はどうなるかな?

PMC

9月のPMC (Performance Management Chart) はこのようになった。

前回のサマリーでは、「赤城山ヒルクライムはきっちりテーパリングした状態でCTL 110前後になりそうだ」としたが、結局幻のレース前日時点でCTLは100.2だった。テーパリングするとATLが落ちるため、2週間で思ったほどTSSを積めなかったことが原因。レース間隔が短い場合の対応については今後要検討だ。

まとめ

長い長いトンネルだったが、ついに出口が見えてきたようだ。ジストニアの完治宣言を出せる日は近い。しかし、身体のケアを怠れば不随意運動がぶり返してくることは目に見えている。しっかりとコンディショニングしていこう。

さて、11月には今シーズン最後のレースとなるツール・ド・おきなわが控えている。10月は当然それに向けたトレーニングを行っていくことになる。距離が100 kmなので、ヒルクライムと同じトレーニングをしていては通用しない。長時間高強度で走ってきた後に、さらに超高強度で走る練習が必要だ。うーん、どんなメニューがいいのだろうか。右脚と相談しながら試行錯誤していくしかないな。