Defy復活(涙)

痛恨の落車から1か月超。ようやくDefy Compositeが生き返った。

オーバーホール前

落車してから2週間以上経ってからようやく、いつもお世話になっているジャイアントストア大阪に持ち込んだ。

落車によるフレームのダメージを簡易的に見てもらったところ、スタッフの方が気になる点があると……。

DHバーが思いっきりヒットしてできたフレームの傷。また、ヘッドチューブに入っていた怪しいヒビ。これらのクラックが内部のカーボン層まで達していたら、流石に廃車と言われる。後日ちゃんと確認したところ、傷がいってるのは表面だけでカーボン層はおそらく大丈夫とのこと。ただ、完全に大丈夫と言うことは流石に無理と言われた(そりゃそうだ)。

最悪廃車も考えていたが、思ってたよりかなり頑丈なフレームなようだ。その程度のダメージならまだまだ使えると判断し、Defyを復活させることにした。

機材入れ替え

なんとか年内に作業を終わらせてくれて、営業最終日に取りに行くことができた(この前ジテツウが復路のみだったのはこのためだ)。さて、このオーバーホールを機に機材を少し入れ替えた。

ペダル PD-6700

まずはペダル。存在すらすっかり忘れてたUltegra PD-6700を復活させた。

PD-9000といちいち入れ替えなくて済むのは助かる。

フロントディレイラー FD-9070

次にフロントディレイラー。以前までUltegra FD-6870を使用していたが、TCR Advanced SLのFDを新型Dura-Ace (FD-R9150) に入れ替えたときに余った旧Dura-Ace FD-9070を投入した。

正直、変速の性能差は全く感じない。練習機なんでそこまで軽量化にはこだわってないけど、FD-6870が公称155g、FD-9070が114gなので、41gほど軽くなったようだ。

リアディレイラー RD-6870(ケージのみ交換)

落車でリアディレイラーが思いっきり地面にヒットしたが、幸いメカは無事だった。しかし、プーリーやケージはひん曲がってしまった。そこで、電動メカがぶっ壊れたRD-9070からケージとプーリーのみを引っぺがして交換した。

落車の傷が痛々しい……。いつ動かなくなってもおかしくないが、このまま使うしかない。

パイオニアペダリングモニターのためのマグネット

ペダリングモニターを使うためにはマグネットをフレームに装着する必要があるが、今までは100金のネオジウム磁石をセロテープで貼り付けていた。

流石にみっともないので、これを機会にちゃんとマグネットを付けてもらった。

取り付け方は全てスタッフにお任せしたため、左側はこうなった。Defy Compositeはクランクとフレームのクリアランスがだいぶ広いため、パイオニア純正のマグネット取り付けパーツを使う必要があったようだ。

反対側はマグネットパッチでいけたようだ。

Di2の配線を変更 (SM-BTC1)

今回の最大の変更点は、Di2の配線を変更したことだ。今までは外付け用バッテリーSM-BTR1を下の写真のように取り付けて使っていた。

しかし、これだとバッテリーが干渉してシートチューブにボトルケージが付けられないという問題を抱えていた。Defyはジテツウ以外にロングライドにも使用することも多く、ボトル2本差しができないのは正直辛かった。なんとかならんもんかと思案していたところ、こんなものを発見した。

内装用バッテリーSM-BTR2を外付けで使うためのバッテリーケース、SM-BTC1だ。どうやら、元々はMTB用のパーツらしい。

すっきり。これで、シートチューブにもボトルケージを付けられるな。また、このパーツは本来BB下に取り付けるジャンクションBの役割も果たすことができる。今は配線を固定するためにジャンクションBが取り付けたままになっているが、そのうちダミーに入れ替えるつもりだ。

まとめ

これでようやく全てが元通り……というか、一部は進化して復活した。これまでは結構メンテナンス無精だったが、長く使っていくためにも日頃からメンテナンスしていこう。