新旧大台ケ原チャンピオンが揃うも独り旅 61.5km

先々週に続いて、六甲山土曜朝練に参加。しかし、まったく強度が上げられず酷い練習になってしまった。

土曜朝練

今日は東京日帰り出張なので、朝に時間を確保してトレーニングしようと考えていた。そこにwさんのStrava上に土曜朝練の告知が。強度を上げるには人と走るのが1番ということで、特に参加表明はせずまたもや押しかけ参加することにした。

4時起床。起床時体重53.75kg。まだTCRは直していないので、引き続き母親のAvail Compositeを使用。前日のうちにマグネット校正を済ませておいたので、今日は大丈夫だろう。

5時に出発して、いつものルートで逆瀬川駅へ。しかし、道中のパワーや心拍が異常に低調。いつもぱっつんぱっつんのビブショーツが多少緩んでる。なんか脚が細いんだけど……。かなり嫌な予感がする。脱水症状も感じたので、セブンイレブンにピットインしてウィダーイン180kcalとアクエリアス1L 1本190kcalを投入(←フラグ)。

集合地点に行ってみると、新旧大台ケ原チャンピオンが勢ぞろい。

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2016年チャンピオンクラス優勝のY部さん、年代別(26歳〜35歳)優勝のヒムロック、年代別(36歳~45歳)優勝のJ主さん、年代別(46歳~55歳)優勝のKTRさん、そして去年の年代別(26歳〜35歳)優勝の私。主催(?)のwさんも年代別(26歳〜35歳)で6位だし、F丸さんもどうやら他の大会で優勝経験を持っているようだ(間違ってたらごめんなさい)。なんという強烈なメンツ。総勢7名での練習会となった。

今日の目標は、機材ハンデを抱えているのでとにかく千切れないことだ。

逆瀬川~六甲山TT 48分4秒 222W 4.1W/kg

Y部さんを除く6人が一斉スタートするも、いきなり出遅れる。これが機材ハンデか!? ここは普通に追いつくことができた。ゴルフ場の下りで再び遅れる。またまた機材ハンデか!? しかし、集団から完全に置いてきぼりを喰らい、甲寿橋と信号の間でY部さんにずばーんと抜かれ、信号停止で千切れて私の後ろを走っていたF丸さんにもさくっと抜かれ、単独最後尾になってしまう。

ここからは悲しいかな完全に独り旅となり、220Wすら出ない絶望的な状況に。霧の六甲山頂上に、ヘロヘロになりながらゴールした。48分台とか、自己ワースト2位くらいの記録だな。頂上では「自転車始めて以来ワースト」とか言ってしまったが、よく考えたら初めて六甲山に上ったときは脚つき3回の1時間15分くらいだったっけ。そんな時期もあったとさ。

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本日の使用機材。カタログ上は8.2kgとDefyと同じ。

表六甲にも行きたかったが、体がどうしようもない状態だったので撤退。帰宅時体重53.85kg。家出る前よりも増えてるし。

原因と分析

こんなことになってしまった原因は、軽いハンガーノックだと思われる。減量のために朝ごはんがいつものダノンBio+プロテインだけだったのがまずかった。やはり、高強度練習の前にはちゃんと食べないとだめだ。

しかし、今回の1件で面白いデータが採れた。

まずセグメント単位で分析すると、前半の逆瀬川駅踏切〜甲寿橋は11分51秒で平均263Wとまだましなパワーが出ている。後半の甲寿橋~一軒茶屋は36分27秒と激タレしており、平均パワーも208Wしか出ていない。Cyclo-Sphereでそれぞれの区間の消費エネルギーを確認すると、前半は187.7kJ、後半455.6kJだった。

以下に、逆瀬川駅踏切~甲寿橋セグメントと甲寿橋~一軒茶屋セグメントにおけるパワーの線形近似曲線を示す。

このグラフから分かるように、前半はほぼ一定でパワーを出せているのに対して後半は垂れる一方である。すなわち、丁度千切れた付近で糖質不足によりエネルギーの供給が不足し始めたと考えられる。

先にも書いたように、逆瀬川をスタートする前にウィダーイン180kcalとアクエリアス1L 190kcal、合計370kcalを摂取していた。消費エネルギー (kJ) ≒消費カロリー (kcal) と仮定して話を進めるが、丁度370kJを消費したのはスタートから丁度25分42秒が経過したところで、その時点での平均パワーが240.3Wとなっていた。25分43秒~ゴールまでの平均パワーは200.9Wで、完全にエネルギー不足だったことがうかがえる。摂取したカロリーが全て運動に使われたとは考えにくいので、千切れた甲寿橋付近で摂取したカロリーは全て消費されてしまっていたことが推測できる。人体は本当に面白い。

まとめ

結局は、ハンガーノックには気を付けようというごくごく当たり前の結論だ。ハンガーノックになればトレーニング効率は落ちるし、その後のリカバリーにも時間がかかる。実生活に影響が及ぶこともある。実際、トレーニングに帰ってきた後は、コップのコーヒーをこぼしたり、いろんなところに体をぶつけるしで散々だ。「適度な」補給を心掛けるようにしよう。