第5回榛名山ヒルクライム in 高崎 ハルヒル2017(前編) 個人タイムトライアル14位

ハルヒル2017に参加してきた。前編は、土曜日に開催されたタイムトライアルの模様をお伝えする。

タイムトライアルレース前日まで

ハルヒルは2014年の第2回から連続して参加しており、今年で4回目となる。本来であればシーズン前半戦のピークを持ってくるレースなのだが、今年はジストニアの影響でリザルトを求めることは断念。旅行を楽しむというスタンスで臨むことにした。

今回は一緒に行動を共にしたのは、兄貴、義姉さん、親父のHANAKEN一家3人、友人のユルン、第1回大会から皆勤のれざ氏、そしてれざ氏のチームメイトでハルヒル初参加のG氏。れざ氏とG氏は沖縄からはるばる参戦だ(今年は沖縄からこの2人を含め4人も参加者がいたらしい)。

前回大会まではユルンと一緒に車で移動していたのだが、今年になってユルンが転職し東京へ移住してしまいお供がいなくなってしまった。1人で車だとしんどいし不経済なので、今回は新幹線で東京へ移動することにした。

金曜日に京都出張が入っており、いったん大阪に戻ってきて荷物をまとめてから19時過ぎに出発。

旅行を楽しむとか言っておきながら、ローラーは手放せない。

22時半頃に東京着。ユルンに迎えに来てもらったのだが、体型を見てびっくり。滅茶苦茶絞れてる。この日はユルンの家に泊まらせてもらい、速攻で寝落ち。

タイムトライアルレース当日

2時起床。起床時体重57.70kg。

まずは兄貴の家に寄って、沖縄組以外の自転車を全て回収する。兄貴がTTバイクとノーマルバイクの2台を持って行くため、5人に対して6台自転車を運ぶ必要があった。

写真には5台しか写ってないが、ここにもう1台積載して6台積む込む。バンタイプは流石の積載量だな。兄貴達はまだ出発の準備が整っていないようだったので、先に出発。移動中はひたすら助手席で眠り込んでしまった。ユルン、すまん。7時半には現地の榛名湖半に到着、約1時間後には兄貴達も到着した。

残念なことに、早く到着していたにも関わらずなんだかんだしている内にアップをする十分な時間がとれず、ほぼノーアップ状態でレースに臨むことになってしまった。何のためにローラーを持ってきたのやら。

スタート前にいろんな知り合いの方と挨拶。多くの方が右脚のことを気にしてくれて、ありがたかった。

機材は、TCR Advanced SL+WH-9000-C35-TUにジャイアント純正アルミDHバーを装着。フロントは55-42T、リアは12-28T。よく考えたら、11-28Tにしとけば良かった。もう1つ失敗したのはこれ。

のぞみ氷結さんより頂いた写真を使用

DHバーが取り付け可能であることは事前に確認してあったが、サイコンが干渉することまでは気がつかなかった。苦肉の策として、サイコンを180度反対向きに取り付ける。レース中にサイコンをほとんど見ないとは言え、付いてないよりはましだ。

目標はシングルフィニッシュと兄貴に勝つこと。兄貴はTrek Speed Concept+Aeolus 7という構成のガチTTバイクであり、機材面で圧倒的不利である。しかも、スタート直前になって我々が兄弟だと知った方がスタート順を交代してくれたおかげで、私の直後に兄貴がスタートすることになった。追う側の方が追われる側より精神的に有利と思われるが、果たして……。

タイムトライアルレース本番

レーススタート。ダンシングで加速した後、DHポジションに移行。前半は抑えめに入る。前走者がタイムトライアルレースで優勝した岩島さんだったため、しばらく前に人が見えない。ダウンヒルセクションに入ってようやく1人をパス。折り返して、ここからパワーを上げていく。しかし、体が重いせいか思うように前には進まない。右足首もだんだん違和感が増してくる。何とか不随意運動を押さえ込みながら登りをクリア。ここから全開で踏み倒す……予定だったのだが、やはりトレーニング不足がたたってパワーは思ったほど上がらなかった。最後はダンシングで加速しながらゴールに滑り込む。結果は14位だった。

9分30秒、6.65km、42.0km/h、91.8rpm、179bpm、平均パワー292.7W、NP297.3W、TSS15.7、166.2kJ、平均ペダリング効率64.4%(左: 66.5% – 62.6%: 右)。

タイムトライアルレースを終えて

2年前に参加したときのタイムが9分41秒だったので、11秒ほどタイムを短縮した。ちゃんとアップをしていればもう少しタイムを伸ばせたのは確実なので、もったいなかったなぁ。後、フォームが全然ダメ。ここにどなたかが撮ってくれた写真があるのだが、頭が上がりすぎてる。要改善。ただ、心拍は最高心拍に近い189bpmまできっちり追い込めたので、その点は満足だ。

気になる兄貴の結果は9分31秒、16位。辛くも兄貴に勝利!!! シングルフィニッシュはできなかったが、もう1つの目標はクリアw いやー、戦闘機に勝ったぞ。折り返し地点で焦ったのは私ではなくどうも兄貴の方だったらしく、ペースを乱されたとは兄貴談。

レース後は念入りにダウン。

ようやくローラーが日の目を見た。

レース後は、榛名神社でお昼ご飯を食べたり義姉さんと親父の受付をしたりした後、伊香保温泉の宿へ移動。移動中はひたすら助手席で昏睡状態。ユルン、すまん。なんか体調が思わしくない。

沖縄組がやって来るまでは時間がありそうだったので、お風呂に入ったり自転車の整備をしてもらうなど。兄貴、すまん。手間をかけさせた。流石に今回は55-42Tだとヒルクライムでは死ぬと思った&DURA-ACE R9100の50-34Tチェーンリングを持っていなかったため、9100のクランクを9000にダウンコンバートして50-34Tにした。

自転車整備をしていると沖縄組がやって来た。Gさんとは初めてお目にかかったのだが、事前情報を全く聞いておらず今年で還暦だと知ってびっくり。パワフルやなぁ。親父と2歳差だが、実力は歴然の差がついとる。

初めて伊香保の街を散策した。うーん、旅行を楽しんでるな。夜ご飯は水沢うどんを食べるなど。旅館に戻った後皆はお風呂に入ると言うが、私は体調が優れなかったのでパス。22時過ぎに1人布団の中へ。

後編へ続く……。