幻の赤城山ヒルクライム2018 群馬旅行記(後編)
赤城山ヒルクライム2018が中止となり、単なる旅行として群馬を存分に楽しんだ話の後編をお送りする。
幻のレース当日
4時50分に目が覚める。運命の起床時体重は……53.95kg! 読み通りきっちりレース体重に落とすことができたぞ。
朝ご飯を食べながら天気予報を眺めていると、朝は雨だが午後にかけて上がっていくらしい。おぉ? これは登れるんじゃね? いや、絶対に行ってやると思い、いそいそと自転車に乗る準備を始める。兄貴に電話するもグロッキーで寝落ち。ユルンに電話したら行くとのこと。井上君はやめときますとのことだった。
幻の赤城山ヒルクライム 1時間08分53秒 (252.9W, 4.7W/kg)
雨の中、下山用防寒具を背負い2人で赤城山を登る。スタートから速攻でユルンに離される。信号停止で追いついては離され、また信号で追いついては離されを繰り返す。旧料金所辺りでは、姿は豆粒くらいにしか見えなくなっていた。
しかし、後半に入ってからどんどんユルンの姿が大きくなってきた。かなりペースダウンしている模様。こちらはペースアップして追いかける。カーブNo. 21で逆転。後は淡々と踏んでゴール。グロス1時間8分53秒(ネット1時間7分54秒)、252.9Wだった。
誰もくぐることが無かった、今年のフィニッシュゲート。
先にゴールしたので、待ち受けてパチリ。
結果としてはユルンに先着したが、ユルンのペースダウンの原因は腰が爆発したためらしい。正直、序盤のペースについて行けなかったことから、レースでもついて行けなかった可能性が非常に高い。まだまだ勝負できる身体では無かったと言うことか……。
下山用荷物受け取り地点まで行ってみる。
もちろん(数名のスタッフを除いて)誰もいない。なんだか寂しいな。
開いていたお店でおっきりこみを頂く。
暖まった。来年もここに戻ってきたいなぁ。
落車しないように気を付けながら下山。最後の最後にリアタイヤがスローパンクしていることが発覚したが、どうにかこうにかホテルまで戻ってくることが出来た。
2時間30分18秒(3時間36分59秒)、59.77km、24.3km/h、76.8rpm、131bpm、平均パワー167.2W、NP213.1W、TSS128.1、1507.3kJ、平均ペダリング効率55.2%(左: 56.4% – 54.0%: 右)。
ドカ☆喰い
朝は私のわがままを聞いて貰ったので、お昼はユルンがどうしても行きたいと言っていたドカ盛りで有名らしい「
ユルンはレギュラーサイズのパスタを注文。
やばいでかすぎる。井上君はひよってSサイズのサラダパスタ。
Sサイズでもこの量かよ。まじ半端ない。私はチキンカツを単品で頼んだ。
セットメニューだと、これに加えて白ご飯と味噌汁が付いてくるらしい。死の炭水化物コンボwww
ま、朝走ってるから余裕だけどね! デザートは5人でシェア。
トーストがぱりっとしていて美味しかった。満足。
井上君をつくばに送ってから、ユルンと一緒に東京の兄貴宅へ。夜はシメのピザパーティー!
やべー、超満足した。何事も無く台風が通過してくれることを祈りつつ、ソファーで寝落ちした。
月曜日、台風一過
6時半起床。ユルンはレンタカーを8時半に返さないと行けなかったため、一足先に起きてすでに出発した後だった。
台風は予報通り深夜には関東を通過したが、残念ながら私の祈りは通じず、東海道新幹線が朝から動いていない。うーむ、ノートラブルを期待していたが当てが外れた。新幹線が再開してから夕方くらいにゆっくり帰ろうかとかいろいろ考えていたのだが、どうも新幹線だけで無く在来線も大混乱している様子。私は大荷物を抱えて移動しなければならないため、大迷惑になるのは必至だ。
そこにある閃きが。そうだ、飛行機があるじゃないか! 当日航空券はもちろん割高だが、安心と時間をお金で買える。ローラーとか余計な荷物があるけど、スーパーフライヤーズカードの特典で重量超過にはならないはず。
羽田―伊丹間は運行していることを確認。予約サイトを見ると、9時羽田発の飛行機が残席1とな。どうしようか……と逡巡している間に席が無くなる orz 昼間の便は全て満席で、次に空いているのは17時羽田発でやはり残席1か。どうしようか……と逡巡している間に席が無くなる orz
あかん、これは即断即決が必要だ。次は迷わない。何回かリロードしていたら、10時羽田発の空席が1つ空いたので速攻で購入! やったぜ! 兄貴に羽田空港まで送って貰い、手荷物預けにぎりぎりで間に合った。
伊丹は快晴。
12時過ぎに帰宅。混乱を避けつつ、無事に大阪へ戻ってくることが出来た。
おわりに
大会は中止になってしまったが、一応赤城山は登れたしいろんなグルメを堪能できたし楽しい旅行だった。来年も、大阪からの数少ない刺客として群馬に戻ってきたい。
余談だが、当日の天候を考えると大会を開催することはできただろう。もちろん、大会中止の判断を批判するつもりは全くない。もしこの状況で大会を強行して大事故でも起きようものなら、警察から「なんで台風が接近しているこのタイミングで開催したのか」と追及されて、来年から大会が開催できなくなってしまう。来年はいい天気の下で開催されることを祈るばかりだ。
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