数字で振り返る2015年シーズン(トレーニング編)

2016年1月25日

2015年ももうすぐ終わり。そこで、私の2015年シーズンを数字で振り返ってみる。今回は、トレーニング編だ。

2015年トレーニング総括

概要

2015年12月22日までの概要はこちら。

2015年スタッツ(レース、ローラー等すべて含む)
2015年 前年比
距離 15332.69 km 101 %
時間 565時間42分52秒 101 %
獲得標高 89393 m (81 %)
平均時速 27.1 km/h 100 %
平均心拍数 141 bpm 102 %
平均ケイデンス 86 rpm (92 %)
消費カロリー 256117 kcal (98 %)

今年の走行距離は、去年とほぼ同じ。内訳としては、ジテツウが6割、室内ローラーが2割、実走トレーニング1割、レースその他が1割といったところだろうか。

特徴的だなと自分で思うのは、獲得標高の少なさだ。私はトレーニングで峠に行くことが少ない。今年は、西田橋~勝尾寺TTに4回(ヒルリピートしてるのでアタックは8回)、逆瀬川~六甲山TTに7回(アタックは11回)行った……あれ、結構登ってるな。

室内ローラー

次に、室内ローラーに絞って数字を挙げてみる。

2015年スタッツ(室内ローラーのみ)
2015年 前年比
距離 3460.09 km 490 %
時間 137時間36分28秒 444 %
平均時速 25.1 km/h 110 %
平均心拍数 143 bpm 112 %
平均ケイデンス 90 rpm (94 %)
消費カロリー 63700 kcal 494 %

去年に比べて、室内ローラーでのトレーニング量が顕著に増えたことが分かる。5日と17時間もハムスターよろしく家の中で自転車こいでたのか……。

次に、縦軸にセッションの平均心拍、横軸にセッションの平均時速をプロットしたグラフを示す。この方法は、ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.51 有酸素系が向上したかを測る方法を参考にしている。第1四半期は1月~3月、第2四半期は4月~6月、第3四半期は7月~9月、第4四半期は10月~12月を指す。

室内ローラーは風という外乱がないので、時速≒パワーと考えて良い。高速域(高パワー域)で近似曲線の傾きが小さいほど、心肺機能が高いことを表している。このグラフを見ると、シーズンが進むにつれてトレーニング強度が上がり、有酸素能力も向上したことが分かる。

このグラフは自分の能力が向上していくのを一目で確認できるため、モチベーションアップに一役買っている。逆に、有酸素能力が低下しているかももちろん分析可能だ。ローラーでトレーニングしてる皆さんは、一度作ってみてはいかがだろうか。

まとめ

今シーズンは、室内ローラートレーニングを増やした結果、レースの戦績向上に結びついたと考えられる。やはりローラー台の威力は絶大だ。ただし、適切なトレーニング強度の管理がかかせないことを付け加えておく。

来年はさらに室内ローラーのボリュームを増やしたいが、時間の確保と回復力が課題だ。さて、どうしようかな?